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写真●米マイクロソフト コーポレートバイスプレジデント Officeプロダクト マネジメント グループの沼本健氏
写真●米マイクロソフト コーポレートバイスプレジデント Officeプロダクト マネジメント グループの沼本健氏
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 マイクロソフトは2009年8月28日,次期Officeスイート「Office 2010」に関する説明会を開催した。その中で、米マイクロソフト コーポレートバイスプレジデント Officeプロダクト マネジメント グループの沼本健氏(写真)が,Office 2010の機能強化点を紹介した。Office 2010は現在テクニカル・プレビュー版を公開しており,2010年上半期のリリースを予定する。

 Office 2010の大きな改良点は,複数のユーザーが1つのOfficeファイルを同時に編集できるようになったことである。他者が編集した内容をリアルタイムで同期しながら,1つのファイルを共同で作成することができる。「従来は,誰かがOfficeファイルを開いていると,それ以外の人は書き込み禁止になってしまっていたが,Office 2010ではこの問題を解決した」(沼本氏)。

 また沼本氏は,「Outlook 2010」の新機能にも言及。「Office 2007で一部のアプリケーションに採用したリボンUIがユーザーに好評だったことを受けて」(同氏),Office 2010からはOutlookもリボンUIになった。また,スレッド(会話)単位でメールを検索,分類する機能を強化。フォルダを超えてスレッド単位でメールを表示する機能,スレッドの最新メールだけを表示する機能,無関係なスレッドのメールをすべて自動削除する機能などが追加された。その他にも,ボイス・メールを自動的にテキスト変換して受信する機能や,Exchange Server 2010と連携してメールを送りたい相手の在席情報を確認できる機能などが追加された。

 Office 2010は,パッケージ版のほかに,Webブラウザで利用できる「Office Web Applications」としても提供する。Office Web Applicationsで提供するのは「Word 2010」「Excel 2010」「PowerPoint 2010」「OneNote 2010」の4つのアプリケーションで,パソコンやスマートフォンなどフルブラウザが使える端末であれば,OfficeをインストールしていなくてもOfficeファイルの閲覧や編集ができる。「Office 2010では,デバイスや場所の制約を受けずにOfficeアプリケーションを使用できるようになる」と沼本氏は強調する。Office Web Applicationsは,マイクロソフトのオンライン・サービス「Windows Live」に登録すれば無料で使うことができる。