KDDIは2009年8月31日,イリジウム衛星を使った衛星通信サービス「イリジウム OpenPortサービス(仮称)」の提供を開始すると発表した。1組のアンテナと通信装置を使って,3回線の電話と最大128kbpsのデータ通信が同時に利用できるのを特徴として挙げる。サービス提供は,同年9月1日から。
イリジウム OpenPortサービスを利用することで,電話とデータ通信を並行して利用できるため,船内の業務効率化が図れるという。利用料金は,通信速度が128kbpsの場合で無料通話が付かないプランの場合,月額12万円で通話料は1分当たり153円,データ通信分は150Mバイトまで無料で,それを超えた分は1Mバイト当たり600円がかかる。
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