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 米Adobe Systemsは,オランダで開催中の国際放送見本市「IBC2009」において,Adobe Flash Platformのコンテンツ保護ソリューションの最新版となる「Adobe Flash Access 2.0」(旧名:Adobe Flash Media Rights Management Server)を2009年9月10日(現地時間)に発表した。次期バージョンのAdobe Flash Playerと組み合わせることで,DRM(デジタル著作権管理)で保護したコンテンツをFlash Playerに配信できるようになる。Adobe Flash Accessは,2010年上半期の提供開始を予定している。

 現行のAdobe Flash Media Rights Management Server(FMRMS)もDRMを使ってコンテンツを保護できる。しかし現状ではFMRMSでDRM保護したコンテンツをFlash Playerで再生することができず,Webアプリケーションの実行環境であるAdobe AIRを使って視聴する必要があった。Flash Player向けにはDRMとは異なる「RTMPE」という独自の暗号化プロトコルを使ってコンテンツを保護しながら配信できるが,DRMではないという理由でFlash Player向けのコンテンツ配信を尻込みする事業者もいた。Adobe Flash AccessによってDRMを使ったFlash Player向けのコンテンツ配信が可能となることから,コンテンツ配信プラットフォームとしてFlashを採用するケースが増えそうだ。

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