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 日立製作所は2009年9月16日、金融機関向けに企業内のITリソースを共有化して、効率的に配分するためのグリッドシステム構築サービス「エンタープライズグリッドソリューション」を発表した。同サービスは、コンサルティングから上流設計、ハードウエア、運用管理ソフトやグリッドソフトなどのミドルウエアも含む。10月1日から提供する。

 同サービスを提供する目的を日立は「欧米の金融機関では個別に構築され複雑化したシステムを統合し、信頼性と可用性を確保するためにグリッド技術の利用が進んでいる。日本でもこの分野へのニーズが急速に高まっている」とする。

 サービスを構成するミドルウエアとして自社製品以外に米ジェムストーンシステムの分散メモリーソフト「GemFIre」を採用した。分散メモリーとは、ネットワーク上にある複数サーバーのメモリーにデータを分散配置して処理を並列化する技術だ。

 エンタープライズグリッドソリューションの価格は個別見積もり。日立は販売目標として2015年までに1200億円を掲げる。