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 原口一博総務大臣は2009年9月17日の会見で,民主党の『政策集 INDEX2009』に盛り込まれている「周波数オークション」について,「導入については省内で慎重に検討する必要がある」と述べた。

 原口大臣は,「地上デジタル放送の完全デジタル化を前にした現在の放送事業者の体力を見ると,オークションを前のめりでやる環境にあるのかなという思いがある」として,現時点での性急な導入について否定的な見解を示した。さらに,「オークションによって,言論が一つになるなど,様々な弊害が出る可能性がある」として,この面からも慎重に取り扱うべき問題であると指摘した。「言論の自由,表現の自由,放送の自由は最大の守るべき価値だ」(原口大臣)という立場である。

 政策集 INDEX2009では,周波数の既存利用者の効率利用と新規需要への迅速な再配分を図るための手段の一つとして,「適当と認められる範囲内でオークション制度を導入することも含めた周波数割り当て制度の抜本的見直し」が挙げられている。