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 マーケティング調査大手の米The Nielsen Company(ニールセン)と米SNS大手Facebookは、インターネット広告の効果測定・分析サービスについて業務提携した。ニールセンは10月から米国でFacebook上の広告に関する分析サービスを本格的に開始する。米国以外でのサービスは未定だが、両社は複数年にわたって世界的に協力する方針。なおFacebookは2008年5月から日本語に対応している。

 新サービスの名称は「Nielsen BrandLift(ニールセン・ブランドリフト)」。Facebook用に設計した調査手法を使ってSNS会員にアンケートを実施し、ブランド認知度、好感度、広告認知度、購買意向などを把握する。9月中は一部の広告主から協力を得て試験運用し、10月からFacebookに広告を出す米国企業全体にサービスを始める。大量の調査を実施することになるが、1人のSNS会員にアンケート依頼が頻繁に入らないように調整するという。

 ニールセンでは、調査の正確性、速さ、過去のノウハウを利用した調査設計のたやすさなどを特徴として打ち出している。

 ニールセンによると、米国のネット広告費は落ち込んでおり、2009年8月は総額で前年同月比2%減の7億2253万2400ドル。ただしSNSとブログに対する広告費は概算で前年比119%増の1億800万ドルとネット広告全体の15%を占め、前年同月からシェアを2倍に拡大した。SNSのうちFacebookは米国ディスプレイ広告(バナー広告)の視聴率シェアで14.7%を占める。

■関連情報
・ニールセン・カンパニーのWebサイト http://www.jp.nielsen.com/