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登壇した24人のインターネット担当者
登壇した24人のインターネット担当者

 2009年9月29日に東京・明治記念館で行われた、日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催のイベント「第20回WABフォーラム」の第2部では、アサヒビール、パナソニック、キヤノンマーケティングジャパンなどのインターネット担当者24人が登壇。「担当者が語るWebと広告の真実」と題して、択一形式のアンケートで大手企業のネット担当者の本音や、注目する分野などが明かされた。

 まず、登壇者個人や所属する部署の現状などについての質問が続いた。Webマスター歴についてアンケートを取ると1年目が8%、2年目は17%、3~5年目は8%、6~10年目は33%、11年目以上は17%で、約4分の1の担当者は、ネット担当者になってから3年未満だった。

 所属する部署で管理するWeb関連の予算に関する質問では、1億円以上が50%、2000万円未満は25%と答えが分かれた。ただ、今回登壇した担当者は、広報部や宣伝部などが混在しているため、所属する部署により異なるとみられる。Web全体を管理している部署は、Webの専門部署が38%、宣伝部は31%、広報部は25%、広報部と宣伝部で共同は6%だった。

 次に、自社のWebサイトやネットマーケティングに関連する質問へと進んだ。「今後、企業サイトはよりメディア化が進むか?」という質問には、92%がメディア化が進むと回答。「今年注力する活動テーマ」としては、自社サイトの強化と答えた人が79%を占め、各社の担当者とも自社サイトのコンテンツを強化し、集客数、会員数を増大させるメディア化を強く意識していた。

 「Webサイトにおいて設定している、主なKPI(重要業績達成指標)はなにか」という質問では、55%がPV(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)数で測定していると答えた。一方で、KPIを設定していないと回答した人も18%いた。「PVやUU数以外に設定したほうがいいKPIがあれば知りたい」といった意見が寄せられるなど、サイトの効果測定をする上で何を基準にすべきかが課題となっている企業もあった。

 「もっとも興味があることは?」という設問では、ケータイの活用が40%と最も高く、次いでデジタルサイネージとソーシャル・コミュニケーションが各20%と続いた。一方、広告代理店などからの企画提案でまだ時期尚早と考えるキーワードでは、Twitter、仮想現実、動画配信がそれぞれ20%だった。実際にTwitterを活用したマーケティングの提案を受けたという企業担当者は、「まだ早いと考え、展開を見送った」と説明した。