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Cisco IronPort S660 Web Security Appliance
Cisco IronPort S660 Web Security Appliance
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 米Cisco Systemsは米国時間2009年10月8日,動的コンテンツで構成されたWebサイトのフィルタリングが可能なアプライアンス製品「Cisco IronPort Web Usage Controls」を発売した。同社が“Dark Web”(暗くてよく見えないWeb)と呼ぶWeb 2.0系サイトを解析し,危険なコンテンツに対するアクセスを制限する。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログといったWeb 2.0系サイトは,ユーザーが動的にコンテンツを作る消費者生成メディア(CGM)で,従来のURLブラック/ホワイト・リストに頼る解析手法では危険性が判断しにくい。Cisco IronPort Web Usage Controlsは,URLフィルタリング用データベースを参照するとともにコンテンツそのもののをリアルタイムに分析し,「ダークWebに光を当てる」(同社)。

 このコンテンツ分析エンジンは,URLリストに基づくフィルタリングでは判別できない動的なWeb 2.0コンテンツの90%を正しく識別できるという。併用するURLデータベースは200カ国以上のWebサイトを含み,50言語以上に対応しており,5分ごとに情報を更新する。

 Webゲートウエイ装置「Cisco IronPort S-Series Web Security Appliance」に専用ソフトウエアを組み込んだ形態で提供する。価格はユーザー数とサービス利用期間によって異なる。

 Ciscoによると,Webサイト全体の80%以上がダークWebで,従来型のURLフィルタリング・データベースでは分類が不可能という。また,1年間にWebページは約450億ページ,ドメイン数は3200万件のペースで増え,ダークWebの占める割合が急増すると予測している。

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