PR

 米Cisco Systemsと米Starent Networksは米国時間2009年10月13日,CiscoによるStarent Networksの買収について最終合意に達した。Starent NetworksはモバイルIP通信インフラ技術を手がけており,Ciscoは同社の買収により,サービス・プロバイダ向けモバイル・インターネット事業を拡充する考え。

 Ciscoは1株当たり35ドルの現金でStarent Networksの株式を取得する。総額で約29億ドル規模の買収となる。手続きは2010年上半期に完了する見込みである。

 Starent Networksは,第2.5世代(2.5G)/3G/4G携帯電話ネットワーク向けのIPコア・ネットワーク機能を提供している。CDMA2000(1X,EV-DO)やUMTS/HSPA,WiMAXといった方式の無線ネットワークに対応でき,45カ国で100社以上のモバイル通信事業者に採用されている(関連記事:Verizon Wireless,3.9G携帯電話「LTE」方式の商用サービスを米国で2010年に開始ウィルコム,次世代PHSの端末とバックボーンシステムの採用ベンダーを発表

 CiscoはStarent Networksを核として,Ciscoのサービス・プロバイダ事業部内にモバイル・インターネット技術グループを新設する。同グループの運営は,Starent Networks社長兼CEOのAshraf Dahod氏に任せる。

 Starent Networksの2008年における売上高は2億5410万ドルで前年比74%増だった。全世界に約1000人の従業員がいる。

[発表資料へ]