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 フィンランドNokiaは現地時間2009年10月15日,同年第3四半期の決算を発表した。売上高は98億1000万ユーロで前年同期の122億3700万ユーロと比べ19.8%減少した。純損失は5億5900万ユーロ(希薄化後の1株当たり損失は0.15ユーロ)で,前年同期の10億8700万ユーロの黒字(希薄化後の1株当たり利益は0.29ユーロ)から赤字に転落した。

 当期の営業損失は4億2600万ユーロ。Nokia Siemens Networks事業の営業権減損費用9億800万ユーロを計上したことが大きく影響した。前年同期の営業利益は14億6900万ユーロだった。

 売上高の内訳は,デバイスおよびサービス事業が69億1500万ユーロで前年同期比19.6%減少した。Nokia Siemens Networks事業は同21.2%減の27億6000万ユーロ。2008年7月に買収したデジタル地図のNAVTEQ事業は同6.4%増の1億6600万ユーロとなった。

 当期における携帯端末市場全体の推定出荷台数は2億8800万台で,前年同期比7%減少したが,前期からは7%増加した。Nokiaの出荷台数は1億850万台で,前年同期比では8%減,前期比では5%増だった。同社の推計によると,同社の市場シェアは,前年同期および前期と変わらず38%。また,同社携帯端末の平均販売価格(ASP)は,前期と同じく62ユーロだった。

 今後の見通しとしては,携帯端末市場の総出荷台数は第4四半期にわずかに増加し,2009年通期で約11億2000万台に達する。これは前年の約12億1000万台を約7%下回るが,当初予測の10%減より小幅な落ち込みにとどまる。また同社は第4四半期における市場シェアを,第3四半期とほぼ同水準と見込んでいる。

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