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 米Gartnerは,2010年の戦略的技術のトップ10を,米国時間2009年10月20日に発表した。同社は,今後3年間に企業のITや業務に重大な影響をもたらす可能性がある技術やトレンドとして,「クラウド・コンピューティング」「ソーシャル・コンピューティング」などを挙げている。

 クラウド・コンピューティングは,インターネットを使ってさまざまなITサービスを提供できる手段として導入が広がりつつある。クラウド・コンピューティングのリソース利用はITソリューションのコスト削減にはならないが,他の費用を削減したり,一部予算を再調整したりすることが可能だ。また企業は,クラウド・ベースのサービスを導入することで,自身がクラウド・プロバイダとしてアプリケーションや情報,ビジネス・プロセス・サービスを顧客やパートナに提供することができる。

 ソーシャル・コンピューティングは,社内および社外とのコミュニケーションにおいて大きな役割を果たす。社員は,職場での個人あるいはチーム内での作業と,社外の情報へのアクセスを,共通の環境で行いたいと望んでいる。Gartnerは,企業はソーシャル・ソフトウエアとソーシャル・メディアの活用に焦点を当てるべきだと指摘し,スポンサード・コミュニティや公共のコミュニティとの密な連携や参加にも取り組むことを勧めている。

 このほかに注目の戦略的技術およびトレンドとして同社は,「高度解析」「クライアント・コンピューティング」「グリーンIT」「データ・センターの再構築」「セキュリティ(アクティビティの監視)」「フラッシュ・メモリー」「仮想化による可用性向上」「モバイル・アプリケーション」を選んだ。

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