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 米AT&Tは米国時間2009年10月22日,同年第3四半期の決算を発表した。売上高は308億5500万ドルで前年同期の313億4200万ドルから1,6%減少した。無線および高速有線データ・サービスは好調だったが,音声サービスや従来のデータ・サービスなどが引き続き落ち込んだ。

 当期の純利益は32億7500万ドル(希薄化後の1株当たり利益は0.54ドル)で,前年同期の32億8900万ドル(同0.55ドル)からわずかに0.4%減少した。

 事業別の業績を見ると,無線事業の売上高は136億5400万ドルで前年同期比8.2%増加した。無線サービスの収入は123億9900万ドルで同10.0%増加した。中でも無線データ・サービスは好調で同33.6%成長した。無線サービス加入者の純増数は200万人で,総加入者数は前年同期比6.7%増の8160万人となった。無線サービスの解約率は過去最低の1.43%だった。ポストペイド(料金後払い)方式のユーザー1人当たり売上高(ARPU)は前年同期比3.8%増の61.23ドル。米Appleの「iPhone」のアクティベーションは320万台で,そのうち40%は新規契約者だった。

 有線事業の売上高は163億400万ドルで,前年同期と比べ7.1%減少した。データ関連の収入が同5.4%増加したものの,音声通信による収入が同14.5%落ち込んだ。インターネットTV(IPTV)サービス「U-verse TV」の純増加入者数は24万人で合計加入者数は180万人となった。

 同社は当期と1月以降の業績などを考慮した上で,2009年通期の売上高がわずかに前年を下回るとの見通しを立てた。

[発表資料]
[財務諸表1(Excel文書)]
[財務諸表2(Excel文書)]