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 グーグルは2009年10月26日、「YouTube」版の検索連動型動画広告「YouTubeプロモート動画」を10月22日から日本で開始した発表した。広告主は、クリック課金型でYouTube上で動画によるプロモーションができる。グーグルは月間7億5000万回というYouTube上での検索を収益化することを狙う。

 広告主は、AdWords広告の管理画面を通じて動画広告を出稿できる。上限クリック単価を設定し、クリックされた場合のみ料金は発生する。広告はYouTubeの検索結果画面に表示され、リンク先はYouTube上に掲載した動画となる。動画内から自社サイトへリンクを張ることも可能。「広告のパフォーマンスが良い場合」(グーグルのシニアシニアプロダクトマネージャーの徳生裕人氏)は、ほかの動画の「関連動画」欄や、「AdSense」を利用して広告を掲載する「Googleコンテンツネットワーク」の外部サイトにも掲載される。

 広告の表示順位はCTR(クリック率)と広告主が決めるクリック上限単価で決まり、「今後、AdWordsのメカニズムを参考に進化させる」(徳生氏)としており、さまざまな要素を反映させていく考え。

 YouTube日本版における検索回数は月間7億5000万回で、「日本では第3位相当の検索エンジン」(徳生氏)と言う。グーグルは同広告を通じてYouTubeの収益の拡大につなげる。YouTubeでは既に、トップページや動画再生ページなどに動画やバナー広告を掲載していた。

 米国ではYouTubeプロモート動画の掲載を2008年11月に開始。「既に数万社が利用し、ブランド向け広告のキャンペーンの一部から中小企業まで活用されている。活用のレンジは幅広い」(徳生氏)と言う。発表会では、EC(電子商取引)サイトが「iPhone」用保護シートの効果の実例を示すために作成した動画や、高価な宝石を大量の1セント硬貨で購入するといったバイラルを狙った宝石店の宣伝動画の例が紹介された。