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 米連邦政府の公式サイト「Whitehouse.gov」がコンテンツ管理システム(CMS)にオープンソースの「Drupal」を採用した。Drupalの開発メンバーでありDrupal推進団体Drupal Associationの会長を務めるDries Buytaert氏は米国時間2009年10月25日に,自身のブログで「プロプライエタリなソフトウエアからオープンソースに移行することで,特定の技術に縛られることなく,リスクも増えないということを,政府が認識しているのは明らかだ」とコメントした。

 Buytaert氏によると,これまでも米国防総省,米商務省,米教育省,米連邦調達局などがDrupalを使用している。しかしWhitehouse.govがDrupalに切り替えたことは,いずれの政府機関での導入より重大で,「Drupalやオープンソースのすばらしい裏付けとなる」とBuytaert氏は歓迎している。

 DrupalはWebコンテンツ管理機能とソーシャル機能を組み合わせ,オープンなコミュニケーションのやりとりを可能にする。またモジュラ型のため,柔軟性があり,低コストでWebサイトを構築できる。Buytaert氏は,こうしたDrupalの特徴が,Barack Obama米大統領の掲げるオープンで透明性の高い政府という構想に完全に一致し,コスト削減と時間短縮という要求にもかなうと説明した。

 Whitehouse.govサイトにおけるDrupal導入については,Buytaert氏の会社Acquiaをはじめ,米General Dynamics Information Technology,米Phase2 Technology,米Akamaiなどが協力した。

[Buytaert氏のブログの投稿記事]