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 米Cisco Systemsは米国時間2009年10月27日,セキュリティ・ベンダーの米ScanSafeを買収する意向を明らかにした。ScanSafeは,さまざまな規模の企業に,Webセキュリティ製品をSaaSモデルで提供している非公開企業。買収手続きは2009年11月~2010年1月に完了する見通しで,Ciscoは約1億8300万ドルを現金で支払う。

 Ciscoは,2007年に買収した米IronPort Systems(関連記事:Cisco,メッセージング・セキュリティの米企業を約8億3000万ドルで買収へ)の製品とあわせて,ScanSafeのWebセキュリティ・サービスを取得することにより,セキュリティ製品ポートフォリオを拡充したい考え。社内導入型,ホスト型,ハイブリッド・ホスト型のさまざまなWebセキュリティ・ソリューションの提供を目指す。

 ScanSafeは買収後にCiscoのセキュリティ技術事業部門の一部となる。Ciscoは,ScanSafeのサービスを自社VPN製品「Cisco AnyConnect VPN Client」に組み込む。また,ScanSafeが世界に持つキャリア・グレードのデータ・センターを活用し,クラウド・ベースのサービス提供を展開する。

 Ciscoセキュリティ技術事業部門ジェネラル・マネージャ兼バイス・プレジデントのTom Gillis氏は,「Ciscoはネットワークとクラウド・コンピューティング・ベースのサービスを組み合わせた境界の無いネットワーク・セキュリティ・アーキテクチャを構築し,高度なセキュリティを実現するという構想を持っている。ScanSafeを買収することで,この実現に向けて取り組んでいく」と説明した。

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