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写真1●シスコのIPv4/IPv6デュアルスタック対応IP電話機によるデモ
写真1●シスコのIPv4/IPv6デュアルスタック対応IP電話機によるデモ
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写真2●IP電話の送信パケット数と受信パケット数を比べてみると,スイッチ切り替えの影響により20パケット程度のロスが発生したとみられる
写真2●IP電話の送信パケット数と受信パケット数を比べてみると,スイッチ切り替えの影響により20パケット程度のロスが発生したとみられる
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 「ITpro EXPO 2009」の主催者企画コーナー「ネットワーク最前線」では,シスコがIPv4とIPv6の両方のプロトコルが通るデュアルスタック環境において,IP電話を用いた通話のデモと,冗長構成にした2台のレイヤー3(L3)スイッチの切り替えデモを実施している。

 IP電話のデモでは,2台のデュアルスタック対応IP電話機を用意。IPv6の動作モードで外線にかけるデモや,1台のIP電話機をIPv4動作モードにして,もう1台のデュアルスタック動作のIP電話機から内線をかけるデモを実演している(写真1)。社内の一部にIPv4しか動かないIP電話機が残っているケースを想定したものだ。

 L3スイッチの切り替えデモでは,1台のスイッチに障害が発生した場合に,もう1台のスイッチに処理を切り替え,IP電話による通話が続けられることを実演している。スイッチの冗長化にはVSS(Virtual Switching System)用モジュールを用いる。

 ブースでは,通常は2台のスイッチのうち,1台のスイッチがメインで稼働している。このとき,機器の稼働状況を示す4個のLEDランプがすべて緑色に点灯している。ここで試しにメインのスイッチをシャットダウンしてみたところ,もう1台のスイッチがメインで稼働するようになり,4個のLEDランプがすべて緑色になった。

 ここで,IP電話の通話にどのくらい影響があったかをパケット数で見たところ,送信パケット数に対して受信パケット数が20パケット程度少なかった(写真2)。通常ならほぼ同数になるので,スイッチの切り替えに伴って,20パケット程度の損失があったことになる。1パケットの長さは20msなので,全体で0.4秒程度の無音区間が発生したことになるが,ほとんど気がつかないレベルだった。