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写真1●エンディアンのUTMアプライアンスサーバー
写真1●エンディアンのUTMアプライアンスサーバー
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写真2●エンディアンCEO(最高経営責任者)のラファエル・ヴァラッツア氏(左)とCOO(最高執行責任者)のディエゴ・ガリアルド氏(右)
写真2●エンディアンCEO(最高経営責任者)のラファエル・ヴァラッツア氏(左)とCOO(最高執行責任者)のディエゴ・ガリアルド氏(右)
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 オープンソースソフトウエア(OSS)のセキュリティ管理ソフトウエアで構成されたUTM(統合脅威管理)製品を販売するイタリア企業エンディアンは2009年10月30日、日本市場に進出すると発表した。ファイアウオールやウイルス対策、スパム対策、VPN接続機能などが統合されたアプライアンスサーバーを10万円台の価格で販売する予定。日本での販売代理店はエー・ティー・シー。

 エンディアンは、Linuxに内蔵されたファイアウオール機能である「IPTables」の開発者などが参加するベンチャー企業で、イタリア北部のフランガルトを拠点に2003年に設立された。同社はUTMソフトウエアや、ソフトウエアが搭載されたアプライアンスサーバー(写真1)を販売するが、ソフトウエアは全てオープンソースである。

 例えば、ファイアウオールはLinuxのIPTables、スパムメール対策は「SpamAssasin」、ウイルス対策は「ClamAV」、アクセスコントロールは「Squid」、コンテンツフィルタリングは「Dansguardian」、不正侵入検知は「Snort」、VPN接続は「OpenVPN」、無線LANセキュリティは「Coova Chilli」といった具合である。エンディアンはこれらを統合的に管理するWebコンソールなどを提供する。

 OSSを使っているため、価格は安い。最大10ユーザーまでを推奨する最小構成のアプライアンスの価格は970ドルから(日本での価格は未定)、最大25ユーザーが利用できるアプライアンスも1815ドル(同)という価格で販売してる。

 同社のCEO(最高経営責任者)であるラファエル・ヴァラッツア氏(写真2)は「当社のUTMソフトウエアはオープンソースであり、すでに50万件以上のダウンロード実績がある。OSSのセキュリティ製品を不安に思う人もいるかもしれないが、50万人が検証しているソフトウエアであり、信頼性は高い。製品をオープンソースにすることで、市場に対して存在感を示すことができるし、マーケティングコストの節約にもなった。今回日本市場への進出を決めたが、2010年には米国やドイツにも独自のオフィスを構える予定だ」と述べている。