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 米Cisco Systemsと米EMCおよび同社傘下のVMwareは米国時間2009年11月3日,データセンター関連事業における連立を発表した。データセンターの仮想化とプライベート・クラウド・コンピューティング・インフラへの移行促進を目的とした共同ソリューションを提供するほか,合弁会社を設立する。

 3社の言うプライベート・クラウド・インフラとは,1社の企業に合わせて安全に管理・運営する仮想ITインフラを指す。企業自身あるいはサード・パーティによって管理し,社内か社外,または両方を組み合わた導入方法を選べる。現在のデータセンターと同様のセキュリティと管理機能を提供しながら,事業の展開に対応した機敏性を備え,コストを大幅に抑えることができるという。

 3社の共同ソリューション「Vblock Infrastructure Packages」は,効果的にデータセンターを改革し,設備費用と運用コストを削減するための手段をあらゆる規模の企業に提供するとしている。3社による仮想化,ネットワーキング,コンピューティング,ストレージ,セキュリティ,管理などの技術を組み合わせる。

 3000~6000台の仮想マシンをサポートする「Vblock 2」は大規模企業やサービス・プロバイダのニーズに対応し,Ciscoのデータセンター・プラットフォーム「Unified Computing System」とソフト・スイッチ「Nexus 1000v」やマルチメディア・スイッチ,EMCのストレージ製品「Symmetrix V-Max」,VMwareのクラウド構築用OS「vSphere」を使用する。

 このほか,800~3000台の仮想マシンに対応した「Vblock 1」も用意し,2010年には300~800台に対応した「Vblock 0」をリリースする。

 また,CiscoとEMCは合弁会社「Acadia」を立ち上げ,Vblock向けの構築,運用,移行支援サービスを提供する。2010年第1四半期に業務を開始する予定。AcadiaにはVMwareと米Intelも出資する。

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