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 シマンテックは2009年11月4日、中堅・中小企業向けのバックアップソフトの新版「Backup Exec System Recovery 2010」を発表した。サーバー向けライセンスを従来比で約17%値下げするなど価格改定を実施したことや、シリーズで初めてLinuxに対応したこと、仮想化用の新ライセンス設けたことなどが特徴だ。

 新版の価格は、Windows Server向けの「Basic Edition」が9万7200円、Basic Editionにリモート管理や増分バックアップなどの機能を付けた高機能版の「Server Edition」が15万3800円、Windows Small Business Server向けの「Small Business Server Edition」が9万7200円。Server Editionを仮想化したサーバーのゲストOS上で無制限に使える新ライセンス「Virtual Edition」は43万7300円だ。Linux向けの「Linux Edition」は12月に出荷を始める予定で、価格は未定。

 シマンテックは、パートナーの富士通と製品発表前から共同で検証作業に取り組んでいた。富士通の河部本章IAサーバー事業本部長は「今回は当社からすぐに製品を提供できる。これまでシマンテックの製品発表後に検証を始めていたため、当社がソリューションなどに利用するまでに2カ月近くかかっていた」と話した。シマンテックの加賀山進代表取締役社長は「今回の富士通のように、特定の戦略パートナーとの協業を深めていきたい」と語った。

 Backup Exec System RecoveryはデータやOS、ドライバをバックアップし、ハードウエアの障害時に、高速でリカバリするための製品。社員100人以下、売上高50億円以下の企業を対象にしている。