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 米Microsoftは米国時間2009年11月9日,米Facebookのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」に対応したアプリケーションを作成するためのソフトウエア開発キット(SDK)「Microsoft SDK for Facebook Platform」をリリースした。同社のWebサイトから入手可能。Webブラウザあるいはデスクトップ上で,Facebookのさまざまな機能を利用したアプリケーションを展開できる。

 同SDKは,Silverlight,WPF,ASP.NET,ASP.NET MVC,Windows Formsなどに対応したアプリケーション作成が可能。Facebookのストリームを利用する「Facebook Open Stream API」を通じて,Facebookのさまざまな機能をアプリケーションに組み込める。各種のサンプル,テンプレート,ヘルプ・ドキュメンテーションなどが含まれる。

 Microsoftは2007年より同社技術におけるFacebookサポートに取り組んでおり,資本提携も結んでいる(関連記事:MicrosoftがFacebookに2億4000万ドル出資へ,広告配信の提携を強化)。今年4月に開催されたFacebookのイベント「Facebook Technology Tasting」では,Silverlightと.NETを利用して構築した2種類のアプリケーションでFacebookの写真を閲覧するデモを行った。

 今回リリースしたSDKについてMicrosoftは,「Webとクライアント・プラットフォームの最新技術と,主要なソーシャル技術を組み合わせた」と説明している。

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