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 いわゆるホワイトスペースの利活用に関する検討チームが,内藤正光総務副大臣の下で立ち上がる。12日の会見で,内藤正光総務副大臣が自ら発表した。

 検討チームの正式な名称は「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」。ホワイトスペースを利用した電波の利用について,検討を進める。地上アナログ放送が終了する2011年7月ではなく,1年後の2012年に具体的なホワイトスペースの利活用に踏み切れることを念頭に入れらスケジュールを想定している。チャンネルのリパックが終了するのを待つという意味と見られる。

 検討チームではまず「具体的にどういうホワイトスペースの利活用形態があるのか」「ホワイトスペースの利活用に当たって,どういう問題があるのか」を議論する。その後,「技術の基準づくり,さらには制度改正が必要ならばどういった改正が必要なのかを2010年8月以降に議論する。またテレビ放送に悪影響を与えないか,慎重な実証実験も進める。こうしたプロセスを経て,2012年に実現のメドを立てたい」と述べた。

 なお通信・放送の総合法制については,日経ニューメディアによるインタビュー(既に本誌に掲載)のときと同様に,この日の会見においても「方向性はけっして違ってはない。ただ,その踏み込み具合について私たちは本当にこれで十分なのかどうかという問題意識は持っている」「このまま通すのか,あるいはプラスアルファして通すのか,あるいは抜本的に議論をして時期をずらして国会に上程をするのか,オプションをすべて否定することなくできるだけ早急に結論を出す」「来年の通常国会に出すということであるならば,今月遅くても来月早々には結論を出す」などと述べた。

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