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 2009年10月時点で、企業情報サイトのうち一般利用者の評価が最も高いのは「サントリー」で、2年連続のトップとなった。日本ブランド戦略研究所の調査によるもの。10月7―16日、有力企業251社のサイトについて1万2600人にアンケートを実施し、11月16日に結果をまとめた。

 調査では企業情報サイト上の各コンテンツに関して5段階評価を求めた。評価対象は「会社案内」「経営理念」「ニュースリリース」「CSR・環境」「IR情報(非上場の場合は除外)」「技術・品質・安全」。評価をもとに得点を計算し、平均値を出した。サントリーは平均106.4と、前年に比べ10ポイント低下したが、すべてのコンテンツで安定した評価を得た。

 「TOTO」が101.7でこれに次ぐ。同社はサイトを刷新して評価を12.5ポイント引き上げ、順位も前年の10位から大幅に上昇した。以下は「味の素」(99.0)、「パナソニック」(98.7)、「キユーピー」(98.5)、「ハウス食品」(98.3)、「カゴメ」(97.8)、「キッコーマン」(97.2)、「日清食品」(96.5)と続き、食品会社が目立つ。

 前年2位だった「トヨタ自動車」(96.0)は10位と大きく低下した。評価が3.8ポイント落ちたほか、これまで下位にあった他社サイトが評価を上げた。また前年3位だったアサヒビール(91.2)など、サントリーを除くビール大手各社は順位を落とした。

■関連情報
・日本ブランド戦略研究所のWebサイト http://japanbrand.jp/