PR

 三菱電機は2009年11月25日、グリーンIT関連事業の戦略を発表した。オフィスビルの省エネ支援をはじめとするクラウド型サービスを「Green by Cloud」と名付けて強化する。従来から提供するサーバー統合サービスや省エネ支援ソフトなどを含め、グリーンIT関連事業で2015年に売り上げ500億円を目指す。

 「Green by Cloud」は、グループ会社である三菱電機情報ネットワーク(MIND)のデータセンターに設置したサーバーを使って、オフィスビルの省エネを支援するソフトウエアを提供する。省エネ法の改正などで環境規制が強まることを受け、ビル全体の省エネに取り組むオーナー企業や、オフィスの省エネに取り組むテナント企業に売り込む。

 サービスモデルは三つある。(1)ビルオーナー企業がテナント企業向けにサービス提供する、(2)三菱電機が省エネ支援ソフトを複数企業にサービス提供する、(3)三菱電機が特定企業向けに省エネ支援システムを開発してMINDのデータセンターで運用する、である。

 (1)については、2010年4月にビルオーナー会社がパイロットユーザーとなり、テナント企業向けに電力使用量を把握・分析するサービスを開始する予定である。(2)と(3)についても準備を進めている。

 また三菱電機は同日、省エネ支援ソフトの新製品の販売を開始すると発表した。電力使用量のデータを収集分析するソフトウエアのエントリモデル「MELGREEN Lite」は、12月18日に発売する。従来の製品と比べ、収集するデータ形式をCSVに絞り、210万円からと価格を抑えた。

 集めた電力使用量などのデータをオフィスごと、店舗ごとに表示可能なポータルサイト構築ソフト「DIALCSコミュニケーションポータル」と、レポート作成ソフト「DIALCSレポート」は、12月10日に販売を開始する。前者は157万5000円から、後者は105万円からである。これらの製品はGreen by Cloudで提供することも想定している。