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 VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(VL-P)は2009年12月10日に第3回連絡会を開催した。この中で,サービス検討作業班からの報告として,有料放送を実現するCAS方式について実施していたRFI(Request for Infomation)に対して,7件の技術情報が提供されたことが報告された。今後は,寄せられた技術に対する調査検討を行う。

 置局検討作業班では,各ブロックをSFNあるいはMFNでカバーする二つの案について検討しているが,SFN案についてガード・インターバル(GI)長などの送信パラメータの調整など加味しながら検討を続けていくと報告された。運用規定策定作業班は,リアルタイム放送について運用規定案の策定を先行して進めている。既に四つの編については,ドラフト作成が終了し詳細検討に入っている。残る編(受信機機能や限定受信方式,双方向通信,送出)についても検討を進めているという。

 なお,電波産業会(ARIB)では,デジタル放送システム開発部会に携帯端末向けマルチメディア放送の標準規格策定の作業班が設置されている。VL-Pは,こうした動きと歩調を合わせて,事業者運用規定策定に向けた各種検討を進めるという。VL-Pの運用規定策定作業班でも,ダウンロードやIP伝送について,ARIBに設置された作業班と連携しながら運用規定の策定を進めていくとしている。