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図1●新聞・雑誌などの配信における報告の位置づけ
図1●新聞・雑誌などの配信における報告の位置づけ
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図2●フォーマットは共通,表現は多彩に
図2●フォーマットは共通,表現は多彩に
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図3●コンテンツ・パッケージ形式の検討
図3●コンテンツ・パッケージ形式の検討
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図4●オーサリング/自動変換の検討
図4●オーサリング/自動変換の検討
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図5●「ソース」と「ビュー」の分離
図5●「ソース」と「ビュー」の分離
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図6●プレゼンテーション・ガイドライン
図6●プレゼンテーション・ガイドライン
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図7●今後の計画
図7●今後の計画
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 デジタル放送波を活用して新聞、雑誌等の紙メディアを配信するプロジェクトを推進する「AMIOフォーラム」は,2009年12月14日に第2回の総会を開催した。この中で,近くコンテンツフォーマット共同研究プロジェクトを発足させる方向で作業が進んでいることが報告された。

 今回の総会では,実証実験の実施主体の代表としてネクストウェーブが,コンテンツ・フォーマットの検討状況を報告した。まず通信・放送の両対応である端末が急増していることなどから,放送波による新聞・雑誌配信プロジェクトとしても通信・放送フォーマットの共通化による統合型配信が理想とした。この中間フォーマットとして機能する共通化したフォーマットは,「フォーマットは共通化しながら,多彩な表現を実現すること」が求められる。

 そこで,基本的な考え方として,「ソース」と「ビュー」からなるコンテンツ・パッケージを提案する。ソースとは情報本体部分であり,ビューとはレイアウトなど表示や再生に関わる部分である。放送で届いた「ソース」を,「ビュー」に基づいて閲覧するというものである。

 こうした構成を前提に,多様な端末環境で,ある程度共通の見え方を実現するため「プレゼンテーション・ガイドライン」という考え方を提案する。多彩な「ビュー」を実現しながら,送り手側の意図を保つことを目的に,どのようなビューで見せるのか「ヒント情報」として配信するという考え方である。

 また,オーサリングの自動化を目指した検証も実施していることも報告された。ここでは,既存のフォーマット(例えば,InDesignやNewsML)から今回のパッケージへの自動変換するために必要な,制作時の注意点や変換手法などを「オーサリング・ガイドライン」として公開する。

 コンテンツフォーマット共同研究プロジェクトは,こうした考え方(ガイドライン)の普及を目指して,AMIOフォーラム内部の祖s期ではなく,業界横断的なプロジェクト体制を発足させようという狙いである。

 なお,今日の報告では,2010年に予定する実験で,日本雑誌協会との連携を検討していること,実証実験への参加企業を募集していることなども報告された。

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