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 デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は2009年12月16日,12月17日~19日にデジタルサイネージの効果検証実験を実施すると発表した。2009年10月にオープンし,初音ミクのフィギュア展示で話題になった献血ルーム「akiba:F」や,従来からある「アキバ献血ルーム」へのデジタルサイネージによる誘導効果の検証を行う。

 実験では,秋葉原の駅構内や秋葉原UDXビルのオフィス入り口,周辺店舗などに各社のデジタルサイネージを設置して,初音ミクなどを使ったコンテンツを放映する。さらに,顔認証の画像処理を用いた効果測定技術を応用して,通過人数と視認者(ディスプレイに顔を向けた人)の測定も行う。なお,カメラで撮影した映像は,処理結果のデータのみを出力し,画像を残さないことによりプライバシー保護に配慮するという。

 各所に取り組みは以下の通り。

<JR東日本・秋葉原駅構内>12月18日~19日
 NECのデジタルサイネージ「PanelDirector視認効果測定パック」(46型)」を1台,「美映エル」32型を8台(NECディスプレイソリューションズ製)、富士通46型を2台と42型を1台を設置する。効果測定はNEC製「PanelDirector視認効果測定ソリューション」とマクニカネットワークス社の視聴者測定システム「AlliO」,OKIの広告効果測定ミドルウェア「Signage Eye」を活用する。

<秋葉原UDX>12月17日~18日
 5階の一角にピーディーシー社のデジタルサイネージDegipo「デジポ」を2台設置する。効果測定にはNTTの画像処理技術を活用する。またビル壁面にある大型ビジョン(UDXビジョン)でも12月17日~19日に放映する。

<秋葉原周辺店舗>12月17日~19日
 ストリートメディアがソフマップやアニメイト,CLUB SEGAなどの店頭に設置したデジタルサイネージ「Touch!vision」12台で放映する。効果測定は,OKIの広告効果測定ミドルウェア「Signage Eye」を活用する。

 実験では,何種類かのコンテンツを放映し,コンテンツ内容やロケーションによる視認率の違いも検証する。カメラに映った人物画像に,初音ミクの髪型などをディスプレイ上で自動合成するAR(Augmented Reality=拡張現実)と呼ばれるコンテンツ手法も駅構内で実施する。

 コンテンツの制作はIMAGICAイメージワークス,ハドソン,伸和エージェンシー,メディアコンテンツファクトリーの各社が担当する。今回は放映する映像には、akiba:Fオリジナルのナースタイプの初音ミクや,献血に関するQ&Aの「教えてけんけつちゃん」など秋葉原と親和性の高いと思われるキャラクターを使ったものも制作する。

 効果検証分析は,ビデオリサーチや寒山,彩ネットアドの各社を中心とした指標部会でを行なう。

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