PR
Moonlight 2におけるメディア・ストリーミング例
Moonlight 2におけるメディア・ストリーミング例
[画像のクリックで拡大表示]

 米Novellが支援するオープンソース・プロジェクト「Moonlight Project」は米国時間2009年12月17日,米Microsoftのメディア再生プラグイン「Silverlight」に対応するコンテンツをLinux上で利用可能にするオープンソース・プラグイン「Moonlight 2」をリリースしたと発表した。Webサイトで無償配布している。

 これに合わせてMicrosoftは,Moonlightユーザー向け特許契約「Patent Covenant to End Users of Moonlight」の適用範囲を拡張し,NovellまたはNovell系配布元から入手したユーザーだけでなく,Linuxディストリビュータなどの第三者から入手したユーザーも契約対象に含めるとした。

 Moonlight 2は,Silverlight 2用のリッチ・インタラクティブ・アプリケーション(RIA)をLinux上で動かすためのソフトウエア。ビットマップAPIやファイル・ダイアログといったSilverlight 3の一部機能も実装している。既存のMoonlight 1に比べ,マルチメディア・コンテンツのストリーミング性能を改善した。MoonlightディストリビューションにLinux向けオープンソース.NET互換環境「Mono」のランタイム・ライブラリを含めることで,C#/Ruby/Python/JavaScriptといったプログラミング言語でLinux用RIAを開発できるようにした(関連記事:Linux用メディア再生ソフト「Moonlight 2」のベータ版,Silverlight 2コンテンツに対応)。

 両社は,今後Silverlight 3/4の機能をMoonlightに移植する作業を強化するとしている。MicrosoftはSilverlight 3/4用のテスト・スイートと仕様情報をNovellに提供する。Moonlight 3の早期版は2010年第1四半期,正式版は同年第3四半期にリリースする計画。Moonlight 4はMoonlight 3正式版リリースから短期間で提供できるとしている(関連記事:Microsoft,「Silverlight 4」「Office 2010」などのベータ版を公開マイクロソフト、ブラウザー用プラグインの次期版を発表)。

[発表資料へ]