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 総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会は2009年12月18日に開催した第71回会合で,携帯電話など移動通信システム用の700M/900MHz帯における技術的条件の検討を開始することを決めた。検討の場は携帯電話等周波数有効利用方策委員会になる。2010年10月に答申をまとめるスケジュールである。

 700MHz帯は地上アナログ・テレビ放送の停波およびその後のリパック作業によって空く710M~770MHzの一部を利用し,900MHz帯は現在第2世代移動体通信システムが使っている周波数帯の再編によって空く周波数を使う。いずれも使用開始時期は2012年7月を予定している。この二つの周波数帯を,携帯電話を始めとする移動通信システム用に対で利用する場合の技術的条件を検討するほか,隣接する周波数を利用する他システムとの共用条件も検討する予定である。

 共用条件の対象は,例えば700MHz帯はITS(高度道路交通システム)の中の「安全運転支援無線システム」や,放送事業者の映像FPU(Field Pickup Unit),特定ラジオマイクといったシステム,900MHz帯はUHF帯ICタグなどのシステムが対象になる。