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写真1●グーグル本社には、100人を超える報道関係者が集まった
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写真2●台湾HTCのピーター・チョウCEOも駆け付け祝辞を述べた
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写真3●3D映像処理に優れることをアピール
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写真4●会員数は52に増加、端末数は20に達した
写真4●会員数は52に増加、端末数は20に達した
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 米グーグルは2010年1月5日(米国時間)、米カリフォルニア州マウンテンビュー市の本社で報道機関向けイベントを開催、自社ブランドのモバイル端末「Nexus One」を発表した(写真1)。「顧客の要求にこたえるべく、グーグルのエンジニアを結集して開発した」(同社)という、最新のハードウエアとソフトウエアを搭載したフラッグシップ・モデルだ。

 Nexus Oneは、台湾HTCと共同で開発した(写真2)。3.7インチ型で480×800画素(WVGA)の有機ELパネル、1GHz動作のマイクロプロセサ「Snapdragon」(米クアルコム製)、500万画素のカメラを搭載する。本体の厚さは11.5mmで、重さは130g。オーディオ・プロファイルに対応するBluetoothや、周囲の雑音を打ち消す「アクティブ・ノイズキャンセル」機能を実装する。

 ソフトウエアに関しては、Android 2.1を搭載する。Android 2.1には、Google Maps NavigationやFacebookから取り込みが可能なアドレス帳、および簡易版アプリ(Widget)などが含まれる。ホーム画面(待ち受け画面)は、米アップルの「iPhone」と違ってカスタマイズが可能。イベントでは、製品担当者が「お気に入りの画面」として水面が写った写真を紹介、指で触れると水面の風景が揺れる様子を実演、3D(3次元)映像処理に優れていることをアピールした(写真3)。

 音声を活用した機能も強化ポイントの一つ。イベントでは、音声による検索機能「Search by Voice」などを紹介した。「IKEA(家具の量販店)までの経路を教えて」と話すと、地図アプリ上に経路を表示するといった内容だ。

 イベントでは、2009年のAndroid関連の活動を総括。Androidを推進する団体OHA(Open Handset Alliance)の会員数が52になったこと、Android搭載端末が既に20に達したこと、59の通信事業者が採用したこと、4度のメジャー・ソフトウエア・バージョンアップがあったこと、評価用のソフトウエアを提供したことなどを報告した(写真4)。

 Nexus Oneは、同社の直販サイトを通じて、通信事業者との契約が無い条件では529ドルで販売する。米国のほか、英国、香港からの注文を受け付ける。契約可能な通信事業者は、米国ではT-モバイルとベライゾン・ワイヤレスの2社、欧州ではボーダフォンを予定している。対応事業者は、さらに拡大するという。米国のT-モバイルの2年契約付きの場合は、179ドルからとなる。