PR
テレビ向けウィジェットの例
テレビ向けウィジェットの例
[画像のクリックで拡大表示]

 米Yahoo!は米国時間2010年1月7日、「ウイジェット(widget)」と呼ばれる小型アプリケーションの実行環境「Yahoo! Widget Engine」について、提携する家電メーカーの数が増えたと発表した。同時にウイジェットを開発するためのソフトウエア開発キット(SDK)を一般向けに公開したことも明らかにした。

 Yahoo!が新たに提携したのは、中国の家電大手Hisense International、映像機器の米ViewSonic、組み込みプロセサを手がける米MIPS Technologies、SoCメーカーの米Sigma Designs。

 HisenseはYahoo! Widget Engineを組み込んだテレビを米国と欧州に向けて出荷する予定。ViewSonicはメディア・プレーヤを2010年第1四半期に米国に出荷する。またMIPS TechnologiesはMIPSアーキテクチャの組み込みデバイス向けにYahoo! Widget Engineを最適化し、リファレンス・デザインをデジタル・テレビやセットトップ・ボックスのメーカーにライセンス供与する。Sigma Designsは、同社のメディア・プロセサをYahoo! Widget Engineに対応させ、Blu-rayプレーヤや、AVレシーバといった機器のメーカーに提供していく。

 Yahoo!はこれまでソニー、韓国LG Electronics、米VIZIO、韓国Samsung ElectronicsにYahoo! Widget Engineを提供してきた。このうちVIZIOは同社製テレビ「XVT Series」をYahoo! Widget Engineに対応させ2010年第1四半期に米国で出荷する予定。これらメーカーが開発中の機器や組み込みデバイスの登場によって、テレビ用ウイジェットが普及し、家庭のリビングルームおけるインターネット利用が広がるとYahoo!は期待している。

 同日公開したSDK「Widget Development Kit(WDK)」はYahoo!開発者プログラムへの参加者に提供するもので、同社のWebサイトで登録を受け付けている。

 ウイジェットはこれまで米Amazon.comや、米Twitter、米Facebook、米Napster、米USA TODAYなどが提供している。ユーザーは各社のウイジェットを使って、ビデオや音楽コンテンツを楽しんだり,友人とやりとりしたり、スポーツ情報などを表示したりと、パソコンと同様のサービスをテレビ上で利用できるようになる(関連記事:[CES2009]リモコン操作で簡単ネット接続,Yahoo!ウィジェット対応テレビが続々

[発表資料へ]