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 米Googleは米国時間2010年1月7日、米On2 Technologies買収計画の条件修正を発表した。当初、On2普通株1株に対してGoogleクラスA普通株0.0010株を支払うとしていたが、これに0.15ドルの現金を上乗せする。Googleはこの条件を最終提案だとしている。

 両社は昨年8月5日に、GoogleによるOn2買収計画の合意を発表した。当時の株価に基づいた買収額は1株当たり0.60ドル相当で、取引総額は1億650万ドルと見込まれていた(関連記事:Google、ビデオ圧縮技術のOn2を約1億ドルで買収へ)。

 Googleの説明によると、0.15ドルの追加は、買収計画を発表後にGoogleクラスA普通株の市場価格が大幅に値上がりしたが、On2株主に対する買収価値が固定されたままだったことに対処するための措置だという。

 On2は2月17日に株主総会を開催し、株主投票を行う予定。すでにOn2取締役会は変更後の条件に合意しており、株主に対して買収計画を承認するよう勧告している。なお、当初は2009年第4四半期の手続き完了を目指していた。

 On2はビデオ圧縮技術を手がける企業。同社の技術は、主要なデスクトップ・パソコンやモバイル・デバイス向けアプリケーションで利用されている。米Adobe Systems、米eBay傘下のルクセンブルクSkype、フィンランドNokia、ドイツInfineon、米Sun Microsystems、台湾Mediatek、ソニー、米Brightcove、米Move Networksなどが同社の技術を採用している。

 米メディアの報道(CNET News)によると、1月6日の終値はOn2株が0.59ドル、Google株が608.26ドル。買収総額は、当初条件で1億740万ドルだが、変更後の条件では2650万ドル高い1億3390万ドルにのぼる。

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