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 米Eastman Kodakは米国時間2010年1月14日、同社のデジタル画像処理に関する特許が米AppleとカナダResearch in Motion(RIM)に侵害されたとして、米国際貿易委員会(ITC)に提訴したと発表した。さらにKodakは同日、別の特許侵害を理由にAppleを米ニューヨーク州西地区連邦地方裁判所に提訴した。

 KodakはITCに対する提訴で、同社の画像プレビュー技術に関する特許がAppleの「iPhone」とRIMの「BlackBerry」のカメラ搭載モデルに侵害されたと主張。ITCに輸入禁止命令を下すよう求めている。ただし、対象となる具体的な特許など詳しい情報は公表していない。

 一方、ニューヨーク州の地裁でAppleに対し起こした訴訟は2件あり、Appleに特許侵害をやめるよう求めている。1件目で対象としている特許は、デジタル・カメラなどの画像プレビュー技術に関するものと、異なる解像度の画像を処理する技術に関するものの2つ。2件目の訴訟では、1つの機能を複数のアプリケーションで実現する技術に関する特許が対象。Kodakによると、Appleはさまざまな製品でこの技術を使っているという。以前、Kodakはこの特許が米Sun Microsystemsに侵害されたと訴え、Sunから和解金を受け取っている(関連記事:米Sun、現金9200万ドル支払いで米Kodakとの特許侵害訴訟が和解に)。

 Kodakは、友好的な問題解決を目指し数年前からAppleやRIMと交渉してきたが、満足できる合意に至らなかったと説明している。

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