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 名古屋の民間放送テレビ5社(中京テレビ放送:幹事社、中部日本放送、テレビ愛知、東海テレビ放送、名古屋テレビ放送)らが組織する「名古屋ユビキタス特区コンソーシアム」は、エンドユーザー参加の「ユビキタス特区」の実証・実験を、東海総合通信局から指定されたUHF帯周波数(出力10mW)を利用して、名古屋市内の4カ所で実施する。

 名古屋ユビキタス特区コンソーシアムでは、放送と通信の連携を強化した更に使いやすい「次世代ワンセグ端末」の提案を行うために、「ワンセグ」と「通信コンテンツサービス」を緊密に連携させる「放送・通信」共通ブラウザーの開発を昨年度から行ってきた。今年度は、それらの機能をパソコンからPDA(Personal Digital Assistant)へ移植し、様々な利用形態での「次世代ワンセグ」の活用形をイメージできるコンテンツを制作して、実験を行う。

 主な新機能としては、!)ワンセグのデータ放送の中で電子マネーと連動したコンテンツへのアクセスを可能にする技術、!)ワンセグと連携させた通信動画コンテンツサービスの実現、!)無線LAN のアクセスポイントから、ユーザーの現在居る場所の「位置情報」を算出して活用する技術、!)通信から取得したコンテンツの保護機能(DRM)などを実装した。

 具体的には四つの実験を行う。「名古屋市科学館へ来訪する学生や家族連れに新ワンセグ端末を貸し出す。位置情報と通信による動画視聴によって展示物を探し出し、クイズに答える。正解することで電子マネーのポイントを取得しプレゼントと交換する」、「初めて訪れたテレビ局内で、マスコットキャラクターが迷子になっているのを新ワンセグ端末を使ってゲームを楽しみながら捜し出す」、「ワンセグの映像音声から、インターネット上にある動画へスムーズに遷移して視聴可能なことをデモする。視聴時間によって表示されるコンテンツを変動させる。参加者には、電子マネーの非接触タッチ機能で滑走券などをプレゼント(予定) 」「沖縄から通信回線を使ったワンセグコンテンツの配信実験、端末の電子マネーにワンセグのデータ放送を使ったクーポンの配信実験、DRMで再生回数を制御したワンセグゲームコンテンツを電子マネーで購入・ダウンロードし、ゲームクリアするまでの視聴回数と電子マネー残高を競うDRM機能実証実験」である(それぞれの場所や時間などは発表資料を参照)。

 名古屋ユビキタス特区コンソーシアムは、名古屋の民間放送テレビ5社が総務省から委託を受け、関係機関(ユーフィット、ビート・クラフト、名古屋大学、名古屋工業大学、愛知県、名古屋市)と組織したコンソーシアムである。

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