PR

 米AOLは米国時間2010年2月3日、米Time Warnerから分離後初めての決算報告を行った。2009年第4四半期の純利益は140万ドル(希薄化後1株当たり利益は0.01ドル)で、前年同期の純損失19億5990万ドル(希薄化後1株当たり損失18.52ドル)から黒字回復を果たした。なお前年同期の数字には22億ドルの評価損処理が含まれる。

売上高は8億970万ドルで前年同期と比べ17%減少した。広告収入は同8%減の4億7160万ドル、サブスクリプション収入は同28%減の3億740万ドルだった。同社は当期の減収について、サービス加入者の減少を反映し、サブスクリプション収入と検索および文脈型広告収入が落ち込んだためと説明した。なお英Reutersがまとめたアナリストによる売上高予測は7億6350万ドルだった。

 AOLサイトにおける文脈型広告収入は前年同期比19%減少した。ディスプレイ広告収入は、国外が同22%落ち込んだものの国内が同1%増加し、全体では同3%減にとどまった。

 通期の売上高は32億5740万ドルで前年比22%減少。内訳は、広告収入が同17%減の17億4830万ドル、サブスクリプション収入が同28%減の13億8880万ドルだった。純利益は2億4880万ドル(希薄化後の1株当たり利益は2.35ドル)。2008年通期は15億2580万ドルの赤字(希薄化後1株当たり損失は14.42ドル)だった。

 同社は、現在取り組んでいるリストラ策により、2010年に営業費用(TACと営業出資などを除く)を約1億5000万ドル削減できると見込んでいる。

[発表資料へ]