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 「iPadの登場により、タブレットPCの市場は活気づき、2014年には半導体分野に年間41億ドル以上の市場機会をもたらす」---。調査会社の米In-Statがこうした調査予測を米国時間2010年2月8日に発表した。

 タブレット型デバイスは、多様な機器がすでに存在するモバイル市場に新規参入することになるが、その中において最も早い成長が見込める市場セグメントを形成する可能性があると同社は予測する。

 「インターネットに接続してさまざまなサービスを利用するタブレットは、デバイス本体、コンテンツ、アプリケーション、通信サービスを組み合わせたソリューションを提供し、他に類のない利用モデルと魅力的な価格で市場に登場する」(同社)。

 これにより、半導体、バッテリ、ディスプレイなどのコンポーネント・ベンダーのほか、通信事業者といったサービス企業にも大きなビジネス・チャンスをもたらすと同社はみている。ただし、現在のところ通信事業者と連携した戦略を明らかにしているのは、米Appleと英Innovative Converged Devices(ICD)の2社のみ。コンテンツとアプリケーションを含む一貫したソリューションを予定しているのはAppleだけとなる。

 これをもとにIn-Statは、2014年のタブレット・デバイス有効市場(Total Available Market)における潜在販売台数を5000万台と予測している。これはAppleが過去1年間(2009年1~12月)に世界で販売した「iPhone」の台数の2倍になる。

 このほかIn-Statは、スマートフォンやネットブックといったほかのモバイル・デバイスにも派生的な利益をもたらすと予測している。またスマートフォンとパソコンの中間にあるタブレットの位置付けは、家電とコンピュータのOEMにとっても魅力的なものになるとみている。

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