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 インテルは2010年2月9日、サーバー向けプロセッサ「Itanium」の最新版である「9300番台(開発コード名はTukwila)」を発表した。現行製品(開発コード名はMontvale)を出荷したのは2007年。度重なる出荷の遅れを経て、3年ぶりの新製品となった。

 インテルはItanium 9300番台で、現行製品に比べて2倍の性能を実現したと説明。メモリー帯域幅を最大5倍に高めるなどの強化を施した。現行製品の2倍に当たる4コアを搭載し、1プロセッサ当たり8スレッドを同時に実行できる。

 製品の仕様と価格(1000個受注時)は、「9350」が動作周波数1.73GHzで35万4380円、「9340」が同1.60GHzで19万120円など。NEC、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所が、搭載サーバーを製品化する見込みだ。

 インテルは現在、次世代製品「Poulson」とさらにその次の「Kittson」を開発中。Poulsonはマルチコアやハイパースレッディングの強化、信頼性向上の機能追加などを施す。今回の9300番台と互換性を保つことで、「顧客はソフトウエアの再コンパイルをすることなく、パフォーマンスや機能を拡張できる」(インテル)。