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 「お客様との長期的な関係を築くために、今年は既存のお客様向けの営業担当者の割合を増やしていく。いわば、(次々と新しい顧客獲得を目指す)狩猟民族型の営業から(同じ顧客から継続的に受注する)農耕民族型へ変えていく」。日本IBMの橋本孝之社長は2010年2月15日、今年の事業方針を説明する記者発表会でこう語った。

 2010年の事業方針は「真のTrusted Partnerになる年に」である。顧客から信頼され、長期的な関係を築くことを目指す。この実現に向け、農耕民族型営業スタイルへのシフトに加え、業種別ソリューションの提案を強化する。顧客の信頼を勝ち取るためには、より顧客の業務に精通し、業種特有の要求に応える提案力が必要と判断したためだ。

 具体的には、13業種を規定し、専門組織「Industry Business Development Team(IBDT)」が各業種向けのソリューションを開発する。今年の重点ソリューションとして定めた「クラウド・コンピューティング」「BAO(ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション)」などについて業種別ソリューションを作る。業種別の業務知識を備えた人材を中途採用する。