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 フィンランドのNokiaとルクセンブルグのSkype Technologiesは現地時間2010年3月3日、NokiaのSymbian OSを搭載するスマートフォンに対し、Skypeのインターネット電話サービスを使用するためのアプリケーション「Skype for Symbian 」を提供すると発表した。無線LAN(Wi-Fi)のほか、通信事業者の携帯電話ネットワーク(GPRS/EDGE/3G)を介して利用できる。

 Skype for Symbianは、Nokiaのアプリケーション・オンラインストア「Ovi Store」で無償配布する。対象は、現行OS「Symbian ^1」を搭載するすべてのNokia製スマートフォン。利用できるサービスは、Skype同士の無料通話と、固定電話や携帯電話への発信、割り当てられた電話番号への着信ができるSkypeの有料サービスである。SMSや、写真/動画ファイルの転送なども可能だ。

 携帯電話用のSkypeアプリケーションを巡っては、通信事業者が電話網を介した利用を制限したり、アプリケーションのダウンロードそのものを禁止したりしている事例もある。ただ、米国や欧州では「ネットの中立性」の考えのもと、特定のコンテンツやアプリケーションを遮断する通信事業者の行為を、当局が規制していく方向にある。これを受けて、何らかの条件を付けてSkypeの利用を認める通信事業者が出てきた。

 先ごろも、米Verizon Wirelessが同社の3G携帯電話ネットワークを介したSkypeの利用を可能にすると発表した。ただしこれは、特定のデータ通信プランへの加入などを条件にしている(関連記事:[MWC2010]Verizon、3Gネットワークを介したSkypeの利用を可能に)。

 米Wall Street Journalの記事によると、英Vodafoneの広報担当者は、「Skypeを禁止することはないが、なんらかの追加料金の導入を検討している」と話している。

 なおSkypeは今後、英Sony Ericsson Mobile Communications製のSymbian搭載機にもアプリケーションを提供する計画である。

[Nokiaの発表資料]
[Skypeの発表資料]