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 富士通前社長で現在は相談役の野副州旦氏が、2010年3月5日までに同社に対して辞任の取り消しを求める文書を提出したことが分かった。

 富士通広報によると、野副氏は代理人の弁護士を通じて同社に文書を提出したという。文書の内容については、「現在精査中であり、公表もコメントもできない」(広報)とし、今後の対応については「現在検討中であり、お知らせすべきことがあれば知らせる」(同)としている。

 野副氏は、2008年6月に社長に就任したが、2009年9月25日に突然辞任を発表し、相談役に退いた。9月25日の社長交代会見には野副氏は出席せず、間塚道義 代表取締役会長兼社長が、「定例取締役会の前に、野副さんから病気療養を理由に代表取締役社長を辞任したいと申し出があった」と説明していた(関連記事1関連記事2関連記事3関連記事4)。

 野副氏の辞任後は、間塚氏が会長と社長を兼務していたが、2010年1月22日には、山本正己執行役員副社長が4月1日付で社長に就任する人事を発表している(関連記事5関連記事6関連記事7)。