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 日本放送協会(NHK)松山放送局は第39回番組技術展(2010年3月7~9日開催)で、「有機EL簡易プロンプター」を展示している。ロケ地での撮影などの際に、テレビカメラに取り付けて使用する。

 リポーターの話す内容や質問事項などをまとめた原稿を中継車内のノートパソコンで作成し、有機ELモニターに転送する。リポーターは、画面に表示された原稿を参考にして視聴者への説明やインタビューを進める。画面には、送り返し映像(オンエアされている映像)やQランプ(原稿の読み出しの合図を伝えるランプ)なども表示できる。緊急報道時には、ノートパソコンのメール受信機能を使い、報道拠点などからのメールを基に原稿を作成して、短時間でプロンプターに表示できる。有機ELテレビは民生品を使った。

 NHK松山放送局は今後、中継番組「ふるさと一番」やローカル番組などで、有機EL簡易プロンプターの運用を目指す。「2010年夏までには運用を開始したい」(説明員)としている。なお、リポーターが自らリモコンで原稿切り替えを行うことができるシステムの開発も進めている。