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写真●Microsoft ResearchフェローのChuck Thacker氏
写真●Microsoft ResearchフェローのChuck Thacker氏
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 米Microsoftは米国時間2010年3月9日、コンピュータ科学の草分け的存在であり、同社研究部門Microsoft Researchの技術フェローでもあるChuck Thacker氏(写真)が2009年のチューリング賞(A. M. Turing Award)を獲得したと発表した。Microsoft Researchから4人目の受賞者となった。

 チューリング賞は毎年米国計算機学会(ACM:Association for Computing Machinery)が授与するもので、コンピュータ分野の「ノーベル賞」と見なされている。通常は、コンピュータの概念や理論的な功績に対して贈られるが、コンピュータ機械の設計および構築で受賞するのは、1967年のMaurice Wilkes氏に次いで、Thacker氏が2人目となる。

 Thacker氏は、1967年にカリフォルニア大学バークレー校の物理学士課程を卒業。米XeroxのPalo Alto Research Center(PARC)が開発した、近代のパソコンの原型と言われる「Alto」のチーフ・デザイナを務めたことで知られる。米DECでは初のマルチプロセサ・ワークステーション制作プロジェクトを手がけた。また、同氏のタブレット・コンピューティングの研究はMicrosoftの初期「Tablet PC」のプロトタイプにつながった。

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