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 ブルコートシステムズは2010年3月16日、仮想マシン上で動作するWAN高速化ソフト「ProxySG Virtual Appliances」(ProxySGVA)を発表した。3月31日から提供を開始する。参考価格は「現時点では非公表」(小林岳夫SEディレクター)。

 従来、同社の拠点間のWAN高速化ソリューションには専用のアプライアンスを利用する方法しかなかった。ProxySGVAはアプライアンスの機能を仮想マシン上で動作するソフトとして切り出したものとなる。利用にはヴイエムウェアの「VMware ESX 3.5」によるサーバー仮想化環境が必要になる。

 ターゲットは中堅・大企業の支店などの小規模拠点。現在はサーバーの集約が進んでいるが、「DHCPやDNS、Active Directory、プリントサーバーはどうしても支店に残る」(小林岳夫SEディレクター)。これらを支店用のサーバーとして仮想化技術で統合すると、処理能力の余剰が出てくる。ProxySGVAはこの余剰計算力を利用して、支店にWAN高速化の導入を図るというアプローチだ。

 マット・ベネット マネージング・ディレクターは「WAN帯域を50%~99%削減でき、アプリケーションのレスポンスは5倍~30倍速くなる。動画のストリーミングで使う帯域もかなり最適化できる」とアピールする。ProxySGVAはユーザー数に応じて4種類のライセンスを用意。10ユーザーのVA-5、50ユーザーのVA-50、125ユーザーのVA-15、300ユーザーのVA-20となる。VA-5は1vCPU、メモリー1Gバイトで、VA-20は3vCPU、メモリー3Gバイトで動作する。