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John Chapple氏
John Chapple氏
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 米Yahoo!は米国時間2010年3月23日、同社取締役の1人、John Chapple氏が退任すると発表した。同氏は、自身の事業により多くの時間を充てるため、同年の年次株主総会における取締役選任で立候補を辞退するという。

 Chapple氏は、2008年8月に投資家のCarl Icahn氏の推す取締役としてYahoo!の取締役会に加わった。Icahn氏は米MicrosoftによるYahoo!買収の交渉が決裂した後、大量のYahoo!株を取得して、Yahoo!に合併の再検討を迫った。取締役会の入れ替えを狙った委任状争奪戦を仕掛けるなどして、Icahn氏と同氏の推す候補者2人をYahoo!の取締役として受け入れさせた。Chapple氏はそのうちの1人だった。

 このとき、Yahoo!の取締役会はそれまでの9人制から11人制になった。Chapple氏の退任後もYahoo!が11人制を維持するかは明らかにしていない。なお、Icahn氏は2009年10月に辞任している。また別の取締役、Ron Burkle氏も次の年次株主総会で立候補しない意向を明らかにしている。

 Chapple氏は、投資会社Hawkeye Investmentsの社長。1998~2006年に米Nextel Partnersの社長、CEO兼会長を務めた。Nextel Partnersは米Sprint Communications(現Sprint Nextel)が2006年に買収している。

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