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 米Microsoftは現地時間2010年3月24日、フロリダ州オーランドで開催中の通信関連展示会「VoiceCon Orlando 2010」において、次期ユニファイド・コミュニケーション(UC)サーバー「Office Communications Server “14”」(開発コード名)の公開デモンストレーションを初めて実施した。2010年下半期に正式提供を開始する予定である。

 UCサーバーは、携帯電話やIP電話、電子メール、インスタント・メッセージ(IM)、Web会議などの通信手段を統合し、通信相手の居場所やオンライン/オフラインの状態といったプレゼンス情報に応じて適切な通信方法を使い分けるためのソフトウエア(関連記事:ユニファイド・コミュニケーションとは)。MicrosoftはOffice Communications Serverを企業向けUC戦略の中核製品に位置付けている(関連記事:Microsoft,新UCサーバー「Office Communications Server 2007 R2」発表)。

 Office Communications Serverは、クライアント・ソフトウエア「Office Communicator」のほか、「Office」や「SharePoint Server」「Exchange Server」と連携し、企業で使われる種々のコミュニケーションを包括的に管理できる。クラウド版UCサービス「Microsoft Office Communications Online」の各種機能も使える(関連記事:Microsoft,「Exchange」「SharePoint」などの企業向けオンライン・サービス開始 )。Microsoftのパートナ企業が、Office Communications Server “14”対応の低価格IP電話機や、支社向けサバイバビリティ(生存可能性)ソリューション、通話課金ソフト、緊急通報サービスEnhanced 911(E911)ソリューションなどを提供する計画である。

 Office Communications Serverは現在、Microsoft製サーバーの中で販売が最も伸びている製品の一つ。この3年間に2ケタ成長を記録した。同社は、3年後にはUCが企業で当たり前の存在になると予測している。今後登場する業務用アプリケーションの75%以上がUC機能を搭載し、企業におけるVoIP通話の50%以上が音声以外の通信手段を併用すると見込む。同社が引用した米Forrester Researchの調査結果によると、2015年のUCソフトウエア市場は145億ドル規模に拡大するという。

[発表資料]
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