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 アグレックスと日本オラクルは2010年3月31日、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)版CRMの分野で協業を強化すると発表した。オラクルのSaaS版CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」とアグレックスのデータクレンジングソフト「TRILLIUM(トリリアム)」を組み合わせ、データの整備からCRMシステムの構築・活用までを一貫して支援する。サービスの開始は4月1日からだ。

 アグレックスはCRM On Demandの販売代理店となり、CRM On Demandを販売すると同時に、TRILLIUMを使ったデータクレンジングや名寄せなどの業務を請け負う。日本オラクルの藤本寛 執行役員ライセンス事業CRM統括本部長は「顧客企業がCRM On Demandに入力するデータの氏名や住所、営業実績といったデータの品質を高めることで、CRM On Demandがより効果的に活用できるようになる」と話す。

 藤本執行役員は、「今回の協業により、CRM On Demandを入り口として、顧客企業のデータ活用を支援する体制が整う」と説明する。CRM On Demandの拡販と活用促進を図ると同時に、BI(ビジネスインテリジェンス)などのデータ分析ソフトの販売にもつなげる考えだ。

 アグレックスは、CRM On Demandの活用を支援する関連ツールもSaaS形式で販売する。顧客企業の社内システムとCRM On Demandとのデータ連携ツール、Web経由の問い合わせを直接データベースに反映させる「見込み発掘ツール」、携帯電話とのデータ連携ツールなどがそうだ。

 データ入力、メーリングサービス、コールセンター、ヘルプデスクといった既存サービスをこれらのSaaSと組み合わせ、「顧客企業のCRM業務全体を一つの窓口で支援できるようにする」(アグレックスの早川真史システム事業統括部システム営業部長)。アグレックスは3年で60社の顧客企業獲得を目指す。