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 米eBayは米国時間2010年4月1日、同社と米Tiffanyの間で争われている偽ブランド訴訟で、第2巡回控訴裁判所がeBayの主張を認める判決を下したと発表した。控訴裁は、eBayが商標法のもと、偽造品対策の責任を果たしていると判断したという。

 Tiffanyは2004年に、eBayのオークション・サイトに出品されているTiffanyブランド商品を調べたところ、73%が偽造品だったことからeBayを登録商標侵害で提訴した。これに対しeBayは、商標権保持者の報告を受けて出品リストから偽造品を削除する「Verified Rights Owners」プログラムなどを実施し、偽造品対策に取り組んでいると反論した。2008年7月14日に、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所は「eBayに偽ブランド品を摘発する法的義務はない」とする判決を下したが(関連記事:eBayオークションの偽ブランド訴訟、「摘発義務はTiffanyにあり」と判決 )、これを不服としてTiffanyは同年8月に上訴していた。

 今回Tiffanyとの訴訟では勝ったが、eBayは2008年6月、パリの商事裁判所からフランスLVMH(Moet Hennessy Louis Vuitton)の偽ブランド品の流通に関して、損害賠償金の支払いを命じられている(関連記事:偽ブランド商品流通をめぐり、LVMHがeBayに再び勝訴)。

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