ドイツのSAPは現地時間2010年4月21日、環境分野などのコンプライアンス(法令順守)支援ソリューションを手がけるドイツTechniDataを買収する計画を明らかにした。これにより、サステナビリティ(持続可能性)活動を支援する事業の拡充を図る。

 SAPと15年以上前から提携関係にあるTechniDataは、環境・衛生・安全(environmental、health、safety:EHS)分野における顧客の法令順守を支援するシステムインテグレーション、管理サービス、コンテンツやソフトウエアなどを提供している。設立は1985年で、従業員は国内外を含め約500人。世界に約1600社の顧客を持ち、2008年に6490万ユーロの売上高を記録した。

 SAPは、買収金額などの詳細については明らかにしていないが、買収手続きは2010年第3四半期初旬に完了すると見込んでいる。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると、ドイツの化学大手BASFや自動車メーカーVolkswagenなどがTechniDataのソフトウエアを導入している。TechniDataは2001年より、SAPの「EHS Compliance」ソフトウエアのモジュールを担当している。

[発表資料へ]