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5月14日に、NTTコミュニケーションズの「OCN ID」とNTTドコモの「docomo ID」を使って、NTTレゾナントの「goo」にログインできるようになった
5月14日に、NTTコミュニケーションズの「OCN ID」とNTTドコモの「docomo ID」を使って、NTTレゾナントの「goo」にログインできるようになった
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将来は、他社のWebサイトとも連携を図る
将来は、他社のWebサイトとも連携を図る
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 NTTグループ3社は2010年5月13日、各社のWebサイトにログインする際に使うIDを相互に活用する「NTT IDログインサービス」を開始すると発表した。いわゆるシングルサインインのサービスで、5月14日に提供を始めた。無料で利用できる。

 当初は、NTTコミュニケーションズの「OCN ID」とNTTドコモの「docomo ID」を使って、NTTレゾナントのポータルサイト「goo」にログインできるようにする。今後は、3社のいずれのログインIDでも互いのWebサイトへログインできるようにしていく。加えて、他のNTTグループ企業や他社のWebサイトとも連携を図る。

 サービスを実現するに当たり、シングルサインインの標準技術「OpenID」を採用した。Yahoo! JAPANなど、既にOpenIDを導入済みのWebサイトでは、OpenIDを利用する際にはユーザーが設定を施す必要があるが、本サービスではユーザーは何も設定しなくてもよい。「グループ3社のIDを合計すると約7000万。多くのユーザーがログイン時の手間を省けるようになり、日本におけるOpenIDのすそ野を広げる」(NTTコミュニケーションズの若井昌宏取締役)。

 2010年度第2四半期(7-9月)には、3社のそれぞれの決済サービスとOpenIDをひも付ける「NTT ネット決済」も開始する計画。例えば、ログインした先で購入した商品の代金を、NTTドコモの携帯電話代に合算して支払えるようになる。

 NTT ID ログインサービスを活用することに賛同した企業には、JTB、角川グループホールディングス、シャープ、大和ハウス工業、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険がある。「利用頻度の低いWebサイトだと、なかなかログインIDを覚えてもらいにくい。使い慣れたNTTグループのIDで自社サイトにログインできるようになれば、アクセス頻度の向上が期待できる」(大和ハウス工業の大島茂 総合宣伝部・デジタルメディア室長)。