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 米Tivoとの特許侵害訴訟で数億ドルの支払い命令を受けている米DISH Networkは米国時間2010年5月14日、米連邦巡回上訴裁判所が同社の要請を認め、大法廷による再審理を行うことを決定したと発表した。

 両社の係争は、TiVoが2004年にタイムワープ特許を侵害されたとしてDISH(当時の名称はEchoStar Communications)を提訴したことに始まる(関連記事:米TiVo,「タイム・ワープ」の特許侵害で米EchoStarを提訴)。2006年6月に地裁はタイムワープ特許の有効性を認定し、DISHがTiVoの知的財産を侵害したとして7390万ドルの支払いを命じた。

 また2009年には、DISHが問題とされるデジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)に手を加えることで差止命令の回避を試みたとして地裁が法廷侮辱罪を適用し、1億300万ドルの利子に加え、制裁金として約2億ドルの支払いを命じた(関連記事:TivoとDISHのタイム・ワープ特許訴訟,DISHに約2億ドルの支払い命令)。

 TiVoは今回の上訴裁の決定を受け、「両社の係争がまだ終わっていないことを残念に思う」とのコメントを同日発表した。

[発表資料(DISHのプレスリリース)]
[発表資料(Tivoのプレスリリース)]