PR

 米Symantecは現地時間2010年5月19日、米VeriSignの認証関連サービス事業を約12億8000万ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。対象になる事業には、SSL認証、PKI、ID認証管理などのサービスが含まれる。手続きは2011会計年度第2四半期(2010年7~9月)に完了する見通しだ。

 合意条件のもとSymantecは、VeriSignの日本法人である日本ベリサインの大半の株式を買い取るほか、一部ブランドと商標を獲得する。日本ベリサインは、2010会計年度第4四半期(2010年1~3月)にVeriSignの全売上高の39%を稼ぎ出している。

 Symantecは、VeriSignのセキュリティ製品および認知度と、自社の主要なセキュリティソリューションおよび種々の提供範囲を組み合わせることで、どこからでも必要な情報に手軽で安全にアクセスできる手段としてのIDセキュリティの採用促進を図る。

 利用企業は、IDセキュリティを広範なフレームワークに組み込めば、IDの不正使用を防止しながら、クラウドコンピューティングやソーシャルネットワーキング、モバイルコンピューティングといった新しいコンピューティングモデルを安全かつ確実に導入できるとしている。

 両社の取締役会はすでに、全員一致でこの取引を承認しているという。Symantecは今回の買収により、2011会計年度(2010年4月~2011年3月)の1株当たり利益(非会計原則ベース)を9セント押し下げると見込んでいる。なお、VeriSignは今後、ドメイン名サービス事業を継続する。

[発表資料(Symantecのプレスリリース)]
[発表資料(VeriSignのプレスリリース)]